平成22年11月21日
ユメニティのおがたで行われた
福岡教育連盟主催 父母と教師の教育交流大会の基調講演 (福岡教育連盟のHPは
こちら)
金美齢さんの 「教育再生への提言」に母とふたりで行ってきた(金先生のHPは
こちら)
なんどかTVで見た事がある評論家であった金先生の本を
09年春頃だっただろうか 日本青年会議所の安里会頭が
たかじんのそこまで言って委員会に出演したのをキッカケに
手にとり購入 何冊か読んだ事によってすっかりファンになってしまい
(ちなみに前述08年 当時日本青年会議所の副会頭だった
安里さんのファンになりそのときの講演録音をなんども聞いている(安里さんのことを書いたブログは
こちら))
また、今月 台湾の校友会に参加した折(その時の模様は
こちら)
元留学生の校友にたくさんの話を聞き
もっと 台湾の事が知りたく
金先生の著作を本屋さんに買いに行って読み始めてところに
飯塚青年会議所でこの講演のポスターを見かけての参加となった
テレビ 著作での発言も迫力があるが
生で見る 凛とした姿
そして 講演前に国旗に敬意の表す姿勢
コトバに出来ない感動があった
伝えて行きたい多くのコトバがあったのだが
隣に座っている母が ”そう” ”そう”と連発していたので
母の相槌の声が大きかった話をいくつか
○教育とは 自分の翼で世界に飛び立って行く力を付ける事
○大人であるのでエラいをすり込む
親は親であり
教師は教師である 立場が違う事を徹底的に教える
○子どもとは一生付き合わないと行けない(金先生の44歳の息子さんを例に話された)
ここに一番反応していたようだ
隣に座っている40歳の息子としては ちょっと耳が痛いが
金先生の著書に書いてあるので 是非手に取って読んで欲しい
そして
基調講演が終わり
シンポジウムへ
ここで地域代表としてお仏壇のはせがわの長谷川裕一氏が登壇(たまたま見つけた長谷川氏のサクセスストーリは
こちら)
長谷川氏の講演を08年 前述 安里副会頭の講演を聞いたあと
青年会議所の福岡ブロック勉強会で聞いた
そのときの迫力が忘れられない
また、九州いろり塾の共同代表 グリーンツーリズム専門学校理事長 蓑原先生(HPは
こちら)
が懇意にしているので良く長谷川氏の話をお聞きする
九州いろり塾が行われている古民家にも長谷川氏の蓑原先生へのエールが掲示してある
このシンポジウムでは教師代表、保護者代表も登壇し
議論を展開していった
講演、シンポジウムにおいて
頂いたコトバの中で小生の心に大きく突き刺さったのは
今の日本に生まれた事に感謝をしないといけない
というコトバだ
世界の中で 半歩どころではない
ゴールを100Mとすると 日本に生まれただけで 50M先に立っているんだ
この話を聞き
この50Mの差を追いかけてくる他の国の人たちに
あっとゆうまに抜かれてしまわないか心配になった
ふっと 学問のすゝめを思い出した
福澤諭吉が学問のすゝめの冒頭で
「人学ばざれば智なし、智なき者は愚人なり」とあり。されば
賢人と愚人との別は、学ぶと学ばざるとに由って出来るものなり。また世の中にむつかしき仕事もあり、やすき仕事もあり。そのむつかしき仕事をする者を身分重き人と名づけ、やすき仕事をする者を身分軽き人という。すべて心を用い心配する仕事はむつかしくして、手足を用いる力役はやすし。故に、医学、学者、政府の役人、または大なる商売をする町人、あまたの奉公人を召使う大百姓などは、身分重くして貴き者というべし。略
ただ学問を勤めて物事をよく知る者は貴人となり富人となり、無学なる者は貧人となり下人となるなり。
と説いている
これは日本人だけにあてはまるものではない
一生懸命勉強している
新興国と言われる国々の子ども達に負けないよう
教育をしていかないといけない